フィルム同士の貼り付きには、アンチブロッキング用途の炭酸カルシウムを配合する方法が考えられます。フィルム中に粒子を入れることで表面に微細な凹凸ができ、フィルム同士の接触面積を減らしやすくなるため、貼り付きの改善が期待できます。
候補としては、合成樹脂用アンチブロッキング剤として記載されている[CUBE]があります。CUBEは立方体状炭酸カルシウムで、粒子形状の均一性と分散性に優れ、0.3~10μmの範囲で粒度選択が可能です。また、[Rシリーズ]もフィルムのアンチブロッキング剤用途に使用される特殊重質炭酸カルシウムです。用途樹脂、フィルム厚み、透明性要求によって適した粒子径やグレードが変わりますので、実配合での確認が必要です。