丸尾 昌之
営業本部 営業開発部 兼 東京営業所 
2011年入社
外国語学部 英語学科 卒

経済の要と考えて飛び込んだ金融業界では、再編・統合の波にもまれ人間関係などでも学ぶことが多かった。経験を糧に、次はものづくりの世界で営業職を極めようと、丸尾カルシウムへ。常に心がけているのは聞き上手になること。それが奏功してか、顧客からの信頼は厚い。

用途が広く、営業活動も奥深く変化に富んでいます

入社前から炭酸カルシウムは用途が広いと聞いていましたが、入社後、研修やOJTを通じてより具体的に製品について学び、自社の製品が素材の一つとして使われている工業製品が実に多いことに驚きました。

重質炭酸カルシウムについては、いわゆる'増量剤'などに使われ、月間何千tと出ていきます。一方、化合炭酸カルシウムは高度にコントロールされた機能材料で物性付与目的になくてはならない素材として多方面で活躍しています。たとえば、住宅では、バスタブ、タイル用接着剤、シーリング材など。自動車では、タイヤのホイルハウスなどに塗るチッピング防止塗料などに、多くの炭酸カルシウムが使われます。

営業活動もそれだけ奥が深く変化に富み、自分は本当にいい会社を選んだと、幸運を喜んでいます。

機能材料だから、丸尾カルシウムだから、おもしろい

炭酸カルシウムにはいろいろな機能があります。たとえば、接着剤やシーリング材などに加えると、実際に使用される時の作業性に影響する'チキソ性'という物性を付与することができます。

お客様の新製品に採用して頂けるように弊社製品サンプルを試していただき、技術陣の応援を仰ぎながら打ち合わせを重ねて、理想の機能の実現を目指します。丸尾カルシウムの技術陣は優秀なので、営業担当として自信を持ってお客様の技術的課題の解決をお引き受けできるため、難しいご相談事にも積極的に耳を傾けられます。成功すれば成約となるだけでなく心から喜んでいただけるので、ハードルが高いほど闘志がわきます。

信頼で結ばれたビジネスを、世界中に広げるために

機能材料はお客様にとって重要で、一度採用いただいた製品も日々進化させ新しい提案を行い、何かあった時は素早く対応することが大切です。そうしたフットワークのよさも、丸尾カルシウムの大きな強みとなっています。私も日々顧客訪問に飛び回り信頼関係の構築に努めています。内輪の飲み会やスポーツ観戦に誘っていただくなど温かいおつきあいができるのも励みになります。

自社製品だけでなく、他原料メーカー製品(輸入品含む)も扱っていて、お客様に代わって世界中を探索し、必要に応じ改良を加えて採用いただく場合もあります。将来的には、現在の販売網を更に広げ、当社の営業力強化に貢献していきたいと願っています。

9:00 出社
メールチェック
約束の顧客訪問に向け準備。資料などを揃える
9:30 顧客のもとへ向かう
10:00 到着
前回提出していたサンプルの評価状況をヒアリング
今後の検討・対応スケジュールについて打ち合わせ
12:00 近くの定食屋でお昼の腹ごしらえ
頼むのは決まって“唐揚げ定食”!
13:00 再び顧客のもとに戻り、次に約束のある部署へ
現在の問題点、改善点についてヒアリングを行い、後日改善への提案を行うこととする
14:00 さらに別の部署を訪問
前回お聞きした課題の解決に向けての改良サンプルの資料をもとに説明及び評価を要請
16:00 予定の訪問を全て終え、帰路につく
16:30 帰社してメールチェック
電話とメールで技術担当にヒアリング内容を伝達
次の訪問に向けサンプルやデータの作成を依頼
営業所内に情報を提供(共有化)し、担当顧客に展開できそうな事例をチェック
明日の訪問資料を準備
19:00頃 退社
月曜日 顧客訪問
火曜日 扱っている他社製品の技術担当者と打ち合わせ後、共に顧客を訪問し、問題点をヒアリング
水曜日 新規顧客訪問
木曜日 工場を訪問し、問題点の改善について協議
金曜日 輸入品のサンプルを受け取りに倉庫へ
土曜日 家族で買い物
日曜日 子どもたちと家の近くの公園で遊ぶ